先日の学習相談(小学生の保護者方でした)の中での話です。
その保護者の方が求められている「わかりやすい先生」は、子供が理解できるまで “ かみくだいてくれる先生 ” でした。
良いとは思いますが、かくみくだくことで理解できるかというと、必ずしもそうではありません。
かみくだきすぎると、それはそれで大変です。
なぜなら、理解はしやすくなるが、覚えることが増え、増えた分だけ順序を覚えなくてはならないし時間もかかるなど、リスクを伴うからです。
しかし、かみくだくことを否定しているわけではありません。
わかりやすく伝えることは必要で、そして、別の視点で重要なことがあるのです。
それは、本人のレベルアップです。
本人の力がつけばつくほど、かみくだく工程が減り、学習が進みやすくなります。
短期間でのレベルアップは難しいですが、子供の能力開発に関わりつづけ、30数年(個人的には約20年)、そこはみかんせいにお任せください!