先取り学習がずべてダメではありませんが、小学生としてするべきことをしていないのに学習面だけを伸ばしてもつじつまがあわなくなります。また、よくいう『伸び悩み』を作り出す一つの原因ともいえるでしょう。(※伸び悩みに関してはまた後日)
では、小学生のうちにするべきこととは一体に何か?
それは、中高生で求められるであろう能力の基礎を養うことです。
中高生で求められる能力は、きっと皆さんも感じているはず。
中高生の学習相談でよく出る話は
「集中力が足りていない」
「テスト前に勉強しない」
「部活と両立できていない」
「勉強の方法がわかっていない」
「学校の授業を理解していない」
などが相談内容として非常に多いです。
しかし
「集中力はいきなり減ったり増えたりしません」
「テスト前の勉強もいきなりできるようになりません」
「部活との両立もいきなりできるようにはなりません」
「勉強の方法もいきなりわかるわかるようにはなりません」
「学校の授業もいきなり理解できなくなるわけではありません」
これらすべて、できるようになるために時間のかかるものばかりですよね?
焦っても、今すぐできるようにはなるものではありません。
小学校という6年間の中で、6年かけて『じっくり準備していく課題』といえるでしょう。