最近、学習相談の問い合わせで『学習習慣』というキーワードを多く耳にします。
小学校6年生で、「なかなか自分からすすんで勉強しようとしない」
中学校1年生で、「テストが近いのに机に向かう姿を目にしない」
などです。
この手の悩みは解決が非常に難しいと考えています。
というのも、そもそも勉強を好きで取り組んでいる子供は多くはありません。
小学校低学年頃は学ぶことが楽しい時期かもしれません。
しかし、好奇心は徐々に後退していき学ぶことやそれ以外のことも面倒になりがちです。
そんなとき、「勉強しなさい!」と言ったらどうでしょうか?
さて、今回の「学習習慣をつけさせたい」という相談内容に対する回答としては、2点です。
まず、毎日学習するための環境づくりが必要です。
先ほども言いましたが、「好きで勉強している」子は多くはありません。
放っておいても・・・進んで勉強する可能性は低いかと。
一緒に学習計画は立てたけど・・・一人で勉強させても計画倒れになるかもしれない。
いつまでに学習習慣をつけさせたいかによりますが、期間に余裕があってもなくても本人に任せることなく、保護者の方が主体となって一日の中に学習時間を作り、同じ時間を共有する必要があります。
(ちになみに塾を利用する場合は、ほぼ毎日来られるだけ来ないと習慣づくまでに時間がかかります)
学習習慣のゴールはありません。
するべきときに真剣にやれるかどうかです。