勉強は楽しくない!?


塾生に「勉強って好き?」と聞くと

 

「嫌いです」

「やりたくはない」

 

と、即答されます。

 

では、なぜ勉強するのかと聞くと

 

はじめの頃は

「義務だから」

 

「頑張っておかないと親や学校の先生がうるさいから」

だったけど

最近は

「テストで高い点数(高い順位)が取れると嬉しいから」

「(具体的ではないけど)目標があるから」

「わかること(できること)が増えると面白いから」

 

に変わってきたとのことです。

 

(ちょっと感動)

 

勉強する理由が、他者から自分に変わってきている!

つまり、『やらされている勉強』から『自分からする勉強』になってきた。

 

非常に良い傾向だと思います。

 

勉強はどうしても、後回しになりがちだったり

やったとしても形だけで中身が伴わないという子供たちを多数見てきました。

そして、その子たちの共通点ともいえることは、誰かに勉強をやらされている感が

強いということです。

この状態では、1年先、2年先・・・5年先、10年先と

自分で勉強するようになる可能性は高くはないでしょう。

 

みかんせいでは、自分から勉強するようになるためには、およそ1年くらいかかると

想定してきました。

しかし、昨今の教育情勢や子どもたちの状態から

現在は1年半から2年程かかるのではと議論し始めているところです。

 

教育が子供に与える影響は大きく

だからこそ、小学生の時期にはすべての活動において

『指導者は、その活動を通して何を伝えたいのか。』

『子どもたちは、その活動を通して何を得たいのか。』

(子どもたちの場合は、保護者の方々が我が子に何を得てもらいたいのかになります)

これらを、念頭におくことが望ましいと考えております。

 

勉強を する か しない かをえらべるように、勉強を通して何を 学びたい のか、また、何を 学ばせたい のかも選べます。