学習習慣をみにつける時期


まずはじめに

 

学習習慣がないと成績はあがらないのか。

また、高い学力はみにつかないのか。

 

当然ながら、そうとは言い切れません。

一生勉強しないまま過ごせる人もいるとは思います。

しかし、そういうことは皆さんがご存じの通り、例外中の例外ですよね。

 

あくまで一般論の話です。

 

 

さて、学習習慣を育む適切な時期はというと、小学1年生から(ギリギリ)4年生までです。

なるべく低学年のうちに、歯を磨くこと や 学校へハンカチ・ティッシュをもっていくこと のように勉強を生活習慣の一部にしていくことが、もっとも望ましいとされています。

そうです。

勉強することは当たり前!で特別なことではない!という状況にしてしまうのです。

 

しかし、小学生も高学年になると自我が強くなり

 

「めんどくさい」

 

「今日はいいや」

 

と、勉強をしない理由をたくさんつくり、勉強から離れがちになります。

(この時期以降になると、なかなか学習習慣は身に付きづらいと言われています。)

 

子供たちは勉強は好きではないし、学校のテストは90点や100点をとっているならば、勉強しなくても『大丈夫』と思ってしまうでしょう。

なぜなら、子供たちは表面的な情報だけで自分の状態を判断してしまいがちだからです。

 

しかし、小学校のテストは100点をとって当たり前ですし、中学校や高校のように複数の単元がまたがったテストを受けたことはありますか。

そのようなテストでも満足のいく結果がでていますか。

そして、その結果はいつまで続けられますか。

成績が下がってから勉強しても取り戻すには時間がかかりますよね。

でも、子供たちはそのことを知りません。

 

もう一度、話を戻します。

学習習慣は、小学校4年生までにみにつけてあげましょう。