前回に引き続き、『 学習習慣 』についてです。
学習習慣をみにつけるタイミングは小4までというお話を前回しました。
では、それ以降ではみにつかないのか!?
もちろん そんなことはありません。
ほぼ毎日 学習を継続できれば学習習慣はつきます。
しかし、これが難しい!
小学5年生(正確には10歳)以降になると、目先の損得勘定を優先してしまい本当に大切なものごとに気づきづらくなります。また、「 やらなくてはいけない 」とわかってはいても、ついつい・・・ということも多々あります。
( いつの時代も 人は自分には甘いものですよね )
『 学習する 』という目的を達成するためには、他者の監視が必要となるわけです。
自分一人だけで勉強していると、ふいに休憩と称して『 勉強をしない選択 』をすることがあります。
そういった甘えを取り除くために、学習を管理し密度濃く取り組ませる『 本人以外の存在 』。
その存在は、人によっては親であったり、塾であったりと異なりますが、学習習慣をみにつけるまでは『 自分一人では勉強ができていない 』という事実をぜひ理解してあげてほしいです。
現時点で、勉強しても成績が上がらない理由としては、勉強方法や指導方法に問題があるかもしれません。
しかし、学習習慣がみについていないのであれば、そもそも 勉強するというスタートラインにすら立っていない のです。