子どもたちの学習を塾で見ていると、思うことがあります。
「それは学校の授業中に覚えられたのではないだろうか」と。
そもそも、学校の授業では
『 先生の話をよく聞いて理解する 』ことや
『 授業内容を授業中に覚える 』ことが
当たり前です。
授業中に内容を理解し覚えることで、その日のうちに家庭学習として復習することができます。
ということは、授業中に処理しきれなかった場合、教科書を読んで理解したり、誰かに聞いて理解しなければならないので、家庭学習で膨大に時間がかかってしまうということになります。
また、それにともない学習塾の利用方法が生徒によって異なってきます。
学校の授業を自分で消化できている生徒は、復習のための学習ややそれ以上の学習が塾で可能となります。
一方、消化できなかった生徒は、塾では学校の授業内容を消化する時間となり、復習や定着学習は自宅で家庭学習として取り組まなければなりません。
こうなってくると、学校の授業中がいかに大切な時間かわかりますね。
子どもたちには
「 授業はしっかり聞きなさい! 」といいたくなりますが
まちがいなく、「 聞いているよー 」と言うでしょう。
でも、大人と子どものしっかり聞くの意味合いや深さが異なるので、鵜呑みにしてはいけませんね。
学校でどうあるべきかは、常日頃から伝えていかなくては子どもたちはわからないでしょう。