テスト勉強はテスト後から始まっているぞ。


中学生はテスト2週間前になると、学校から『 テスト範囲表 』をもらいます。

そこには当然、テスト範囲がかかれ、親切なことに学習時の注意点や出題ポイントまでかかれています。

 

大人からすると、そこまでわかっていて

「 なぜ勉強しないのか 」

「 どうして点数がとれないのか 」

と思うかもしれません。

( 私もそう思います )

 

しかし、今と昔とでは学習環境が大きく異なります。

子どもたちの背負うカバンの大きさや重さはご存じですよね。

私たちが中学生だったころに比べて、自分と学習する教材やプリントが増えています。

昔ですと、家庭学習や学習塾は『 人と差をつけるための学習 』でしたが

今では、『 人に差をつけられないための学習 』になっているのです。

 

では、人と差をつけるためにはどのような学習をするべきか。

主には、学習量や学習方法のバランスが重要なポイントといえるでしょう。

そのバランスや、重要点はお子さんによって異なるので、見極めが大切ですね。

 

さて、学校のテストで『 良い得点 』をとるためには、まず継続するべきことがあります。

それは、人に差をつけられない学習をするということです。

 

 ①学校の授業を理解する

 ②学校で学習した内容は、学校ワークでその都度復習しておく( ※学校ワークがない科目は市販のワークで代用 )

 ③宿題は余裕をもって取り組み、必ず期限までに提出する

 

①は、昨今の小学校教育のおかげで、大多数の子どもたちができています。

問題は、②と③です。

これが、なかなか難しいようですね。

テスト範囲をもらってからワークに取り組むようでは、テストで『 良い得点 』はとれません。

残念ながら、『 ワークをうめる 』ことと、『 テスト勉強をする 』とでは全く意味が異なります。

それでも、ワークが終わっていない子どもたちは、ワークをやらなくてはいけないのですけどね。